ラ・ジュノー・シーラフ

ヒトを拾った人外と、人外に拾われたヒトの只の生活日記

03.蜜酒|一次SS

開け放した窓から風が吹き込み、垂らしていた布をまきあげる。 布にうずもれるようにしてチハヤが寝こけている。 こいつの為に用意した寝所は何だったのか疑問が過ぎる。 見れば、顔の側にネイアンが置いていった […]

02.茶会|一次SS

長らく留守にしていたネイアンが戻るという報せが届いたのは今朝だった。 中央の図書に用事があるとだけ言い残し、ふらりと消えていた。 ネイアンが留守にするのは大抵が突然のことで、戻るのも突然のことだ。 帰 […]

01.ジュノーの日記|一次SS

03/30 ユンファへ届け物をした帰りに拾い物をする。 杜の中に転がっていたそれは、鳥ではなく獣に近い姿をしていた。 獣と樹を足して割って、それでもまだ何かが足りないような姿だ。 なぜ私の杜に落ちてい […]