せっかくなので。

投稿日: カテゴリー: かもかて

作ったは良いものの、大して活用していなかったので
どうにかできないものかと作成ったーからネタを補充してみました。
キャラ崩壊とか、細かい事気にしたらダメだ!
■お題■
貴方に眠っているのは、
レハトは中日に兎鹿小屋でトッズと次の舞踏会衣裳の事を拳で語り合ったら友情が芽生えた
というお話みたいね。
……(´д`)ええと……。


◎前提:トッズ友情ルート推奨
「……何でこんなトコに呼び出す訳」
「しょーがないでしょ、お前さんがこないだ市場来てくんなかったんだから。
 どうにか潜り込んできた俺の愛を褒めてよ」
四方八方から草を食む音がする。
此処は城の一角、と言うよりは、相当隅の方に位置しているであろう兎鹿小屋。
村にあった小屋に比べれば、兎鹿達の待遇も良いらしい。
しっかりと建て付けられた小屋は広く、ちょっとした闖入者二人位ならば余裕で隠れられるスペースがある。
「……愛は良いんだけど、ああもう、こら、髪引っ張るんじゃない」
とは言え、密談に向いているとは思えない。
後ろから鼻先でちょっかいを出す兎鹿達を払いのける。
「この間の事なら謝るよ、舞踏会の衣裳合わせから抜けられなかったんだ。
 いい加減、男用か女用か決める方が良いって詰め寄られて」
「あー、衣裳ね。……あんまゆっくりしてらんないなあ」
トッズはと言えば、暢気に兎鹿に藁を食べさせている。
藁を食む兎鹿の頭をごしごし擦りながら、トッズが振り向いた。
「で、どっち選んだの。衣裳は」
「男用だけど」
僕の答えに、トッズがあからさまに大きな溜息を吐いた。
一体何だというんだ。
「あのさあ、舞踏会って何の為に出るんでしたっけ?」
「何のためって、顔売るためでしょ」
「そうね、そうね、その通り。で、だ。お前さん、誰に顔売ってきた?」
「……ええと、」
知り合った貴族達の顔を思い浮かべながら指折り数える。
おお、もうこんなに名前を覚えたじゃないか。
何となく誇らしげな顔をしている僕を見て、トッズが頭を抱えた。
「……数は良いんだけどさ、それ、全部女じゃないの」
そういえば。
自慢じゃないが最近は随分、女性との話も弾むようになってきて
ダンスのお誘いを頂くのも女性が圧倒的に多かった。
モテモテだ。参ったな。
「おーいいいいい、そんな偏った情報ばっか集めてどうすんのよ!
 大体だね、王配狙いの女連中の情報なんてもう一人の候補者回り見てりゃ分かるんだから、
 お前さんは逆!逆の情報見つけてこないと!」
と言うと?
折っていた指から顔を上げてトッズを見ると、力強く頷いた。
「次の舞踏会衣裳、女用にしなさい」
女用……。
ちらりと見たけれど、何やらシャラシャラとした物が沢山ついてて、
裾が異様に長くて、胸元にも飾りがじゃらじゃらついてて……
「じょ、冗談じゃない!嫌だよ!」
「嫌とかそういう問題じゃないでしょ!」
「第一、似合わないよ!僕には似合わないって!!」
「だーいじょうぶだいじょうぶ。自信持ちなさい。黙って立って、にっこり笑ってりゃ良いんだって」
殆ど無理やり立たされ、笑えと促される。
こ、こんな……感じ……?
「……ぷっ」
「あああああああ!笑った!今笑った!!!」
「わらってないないぷすぷす」
「ぷすぷす言うなよ!」
そこらにあった藁を両手でかき集めて、トッズにぶちまけてやった。
「いやいやいや、レハトには素質がある。うん、そのまま女になったら良い」
まだひーひー言っている姿が猛烈に癪に触る。
絶対に女衣裳は選ばない。
以降の舞踏会はこれでもかというほどの男前衣裳で参加することに決めた。
「あーー……、良い物見れた。
 次の舞踏会楽しみに覗いてるから、せいぜい頑張ってぷす」
翌朝、半倒壊していた兎鹿小屋に血痕が残っていたと侍従達が騒ぐ声を聞いた。
逃げやがったのか。
今度は刃物持っていかないとダメだな。
/*節子、これ拳で語り合ってない。ただの痴話喧嘩や*/

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