【感想】見てたアニメ|宝石の国

投稿日: カテゴリー: 感想
色々と見ていたアニメが終わってしまって寂しい。
今季は色々と見ていたぞ!!!
ということで毎週楽しみに見ていた宝石の国。

宝石の国

いちばん楽しみに見てました。宝石の国。
フォスの声があまりにフォスでもうフォスの声聞きたさに観てるといって過言じゃないフォス。
ぶちぶちぶーたれてるフォス可愛いし、諦念の滲む「いいよ」には何故か涙が出そうになったよ。

CGの映像もすごく美しかったのだけど、宝石の国自身とCGの相性の良さをものすごく感じた。
成長しない光合成で生きる不死の子らの硬質さと、
月人たちのコピペされて増殖したような妖しさと美しさは
映像的な美麗さに加えてメタ的な意味でもとても良かった……。
戦闘シーンも美しかった。
もう美しいとしか言えないbotになってしまう。
月人たちの登場BGMがすっごい好きなんですよ。
あの錫杖を鳴らしながら現れるような神々しさたるや。

フォスが脚や腕を取り替えるたびに、憂いのある表情に変化していく様子も好き。
年長者に撫でられた時に一瞬だけ純正フォスフォフィライトの頃のような表情になったのも好き。
パパラチアお兄様のお兄様っぷりがあまりにも素晴らし過ぎた。

単体で好きなのはパパラチアお兄様で、グループで好きなのはダイヤ組です。
離れたボルツは大切に見えるって、これすごくない。
ボルツが圧倒的すぎたのと、他のシーンでは可愛い担当だったダイヤが
真っ向からシロと対峙すると確かにダイヤ属である強さ(ものすごく向こう見ずだったけど)が見えるところもすごく好き。
エピソードで好きなのはアレキちゃん。
新鮮な憎しみを忘れないためと、ものすごく明確に憎悪を吐露してくれたのってアレキちゃんくらいじゃなかったか。

宝石の子らはインクルージョンで生きているけれど、
基本的に自分の体は初期装備のものしかなくて欠けても戻せるけど入れ替わっていくことはなくて、
記憶も心情もすべてその体に満遍なく蓄積しているとするなら、
時に千年を越えて存在する彼らに溜まり溜まるものたちの膨大さを思うとなんだか呆然としてしまう。
その中で唯一、フォスだけがその体を入れ替えて、ある意味代謝を行って、
記憶や何かを失いながら新しいものを得て、進化をしてる。

宝石の国の、これは原作の話にもなってしまうのだけど、
読んでいると「変化と進化」のワードがひたすらにチラつく。
成長ではないんだ。
これ本当に凄いなあと思うのが、変化と進化が良いものなのかっていう根源から揺さぶってくるところ。
ううううううその進化、良い進化なのかな、良い変化なのかな、
良いって何だ、正しいって何だ、
でももしかしたら進化そのものが正しさや良いものと比例しているとは限らないのだよね
っていうことを8巻読みながらうだうだしています。

きっと、恐らく、かつての宝石の子たちも何らかの変化の予兆を得ている子は多かったと思うんだ。
構造的に言うならパパラチアお兄様も外部と内部を交錯させて稼働してる点では似てる。
でもパパラチアお兄様のパズルはルチルが管理してるし、
そもそも彼らのインクルージョンがとても気難しいのを体現してるのもパパラチアお兄様だ。
圧倒的に違うのが、フォスの変化は予測や対応策が練られた上で行われた変化ではなかったこと。
このもはや暴力的ですらある「自分ではどうにも出来ない状態」で突きつけられた変化を
もし進化と呼ぶのであれば、そこに是非はなく、正誤もない。
あえて呼ぶなら適応なんだろうか。フォスひとりがあの世界に適応していっている。
物語のスタートから確かに生存戦争をしていたものの、あまりにも先生と宝石たちが愛らしすぎて忘れていたよ。

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