食べる話。

投稿日: カテゴリー: 雑記

漫画の感想をメモにぽちぽちと残しては、夜な夜なレンタルコミックサイトを周回する妖怪になっています。
割と自分の好みや性癖はダダ漏らしているので、
「よう、これお前の好みだろ」と各所からアニメやゲーム情報を流して頂けるありがたい環境です。
ネットって素晴らしいですね。
主従と人外、いつでもお待ちしております。

 

感想をちらちら書いてるうちに、改めて自覚したんですが、
私は 食べ物と情の話にすこぶる弱い 。

食べ物と情がセットで揃ってるとめちゃくちゃ弱い。
 
単純に食べ物が好きというのもあります。
フードコートとかパン屋はめちゃくちゃテンション上がります。
食べ物の写真見てるのも好きです。
ただ、食べ物が好きなのと食欲はまた別物のようで、食べたいから見てる訳ではなく、
写真で見てて好きなのは出来上がりよりも調理過程。
料理作ってみた系のスレもすごく好きだし、海外の料理番組は最高だと思う。
きょうの料理も良いですね。料理番組のあの整理された調味料は実に趣深い。
  
テレビの画面や小説、漫画や絵画、別の世界で描かれる食べ物や食事の風景がすごく好き。
これは日常風景が好きっていうのも大きい。
そして食べ物を分け与える姿や、それを咀嚼する姿が好きなんです。
これは多分、”食べる”という描写そのものが好きなんだと思います。
そこに情が絡む物語になると、もう堪らない。
感想をぽちぽちと書いていて、明らかに別の何かがたぎる時は高確率で「食べる」と「情」が揃っている時。
  
肉食獣は愛しさをもって獲物を食いちぎるのだと何かで聞いたことがあって、
そして甘噛が愛情表現にあたるのもそれに似ているからだと聞いたことがあります。
多分私が感じているのはそれなんです。
日常風景や営みにある食事風景が好きな反面で、
モノを食み、体内に取り込むことや、取り込まれること、取り込ませることに
得も言われぬ愛しさを感じる。私が。
そして取り込んだものや取り込ませたもので彼らが動いていることに、業を思い、力強さを感じる。
生きることそのものに直結した力強さを感じる。
  
でも、かといって別に料理が好きって訳でもないし、
カルボナーラ作ろうとしたら茹でた塩味のパスタと卵焼きになる程度の腕前だし、
週に3回はカップ麺食べてるような有様なんだよな。
自分が食べる方面にはあまり興味が働かないらしい。
味の描写にもあんまり興味はないです。
なのでそれが美味しいのか不味いのかのリアクションも不要だし、
食そのものが主人公になるようなグルメ漫画や料理漫画もちょっとジャンルが違う。
ただ黙々と食べてる姿が、傍らにあるのがすごく好きなんです。
あくまで画面越しに見る料理風景や食事風景が、主題の脇にあるのが狂おしく好きなだけです。
  
食べることへの、もはや憧れや別の何かを投影しているような熱は、
食べる人と食べさせる人が揃っていると一層加速します。
この間に、愛や恋や親しみやはたまた憎悪や、様々な情が行き交うからです。
原始的な咀嚼行為の横に、極めて個人的な情の交流があるバランスが堪らなく好きなんだ。

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